ここ数年、建設業界では
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職人不足
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若手不足
が大きな課題になっています。
その中でも、
**「型枠大工」**という仕事は、
まだまだ世の中に知られていない職種の一つかもしれません。
「大工さんって、木の家を建てる人じゃないの?」
とよく聞かれますが、
実は“コンクリート造の建物を形づくる大工”もいるんです🏗️
今日は、
これから進路を考える若い方や、
「建設の仕事にちょっと興味がある」という方に向けて、
型枠大工の仕事のリアル・必要な力・やりがいを
なるべく正直にお伝えしてみようと思います✨
目次
1. 型枠大工は“立体パズルを組み立てる職人”🧩
型枠大工の仕事を、一言で例えるなら
「巨大な立体パズルを、図面を見ながらピタッと組み上げる仕事」
です。
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建物の図面を読み解き
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柱・壁・梁・床の形をイメージし
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それを木材・合板・金物を使って、現場で立体的に組み立てる
完成したときには、
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何十トンものコンクリートを支える“器”になり
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建物全体の骨組みを形作る“型”になります。
「頭」と「手」と「身体」全部を使う仕事と言ってもいいかもしれません💪
2. 型枠大工の1日をのぞき見してみよう👀
※現場や時期によって違いますが、
ここでは“ある1日”をイメージしてみます。
◆ 7:30 現場集合・朝礼
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ヘルメット・安全帯・作業服など、安全装備の確認
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今日の作業内容の共有
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危険ポイントと対策の確認(KY活動)
現場は“安全第一”が大前提です⚠️
毎日の確認を重ねることで、事故を防ぎます。
◆ 8:00 作業開始:建込み or 加工
午前中は、
・前日までに加工していた型枠を建て込む
・新しい型枠の加工を進める
など、現場の進行状況に合わせて動きます。
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柱型枠の位置出し
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レーザーやレベルを使って高さを確認
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単管パイプやサポートでしっかりと固定
「まっすぐ立っているか」「ずれていないか」
ミリ単位でチェックしていきます📏
慣れないうちは、
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重い資材に苦戦したり
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上下移動にヘトヘトになったり
体力的にきつく感じることもあるかもしれません。
でも少しずつ、
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資材の持ち方
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動き方のコツ
がつかめてくると、
自然と体が“現場仕様”に変わっていきます💪
◆ 10:00 休憩タイム🍵
現場では午前・午後にしっかり休憩があります。
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水分補給
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軽いストレッチ
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先輩や仲間との雑談
この時間も、実は大事なコミュニケーションの場✨
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「あそこの納まり、こうすると楽だぞ」
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「この金物はこう使うといい」
など、先輩からの“現場の生きた知恵”が飛び交います😄
◆ 10:30〜12:00 作業再開
午前の残り時間で、
午前中の目標エリアを組み上げていきます。
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柱と壁の型枠をつなぐ
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セパレーターを入れて締め付け
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出隅・入隅など“角”の納まりを確認
型枠大工にとって、
**「角をきれいに出す」**ことは大切なポイントの一つです。
なぜなら、
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コンクリートの角が崩れにくくなる
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見た目の印象が良くなる
からです✨
◆ 12:00〜13:00 お昼休憩🍱
しっかり食べて、しっかり休む。
午後のパワーの源です💪
若い職人にとって、
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先輩との距離が少し縮まる時間
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他業種の職人さんと話すきっかけ
にもなります😄
◆ 13:00〜15:00 午後の作業:段取りとスピードがカギ
午後は、
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翌日の作業を見越した準備
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次の階・次の区画の墨出し
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型枠のばらし(脱型)
など、現場の状況によって変わります。
段取りのいい職人は、どこの現場でも頼りにされます。
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“次に何が必要になるか”を先回りして動く
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必要な道具・材料を無駄なくそろえる
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他業種の動きも想像しながら、自分たちのラインを作る
こうした意識を持てるようになると、
一気に“現場力”が上がっていきます🚀
◆ 15:00〜15:30 午後の休憩☕
午後のひと息タイム。
疲れがたまってくる時間帯だからこそ、
安全のためにも、しっかり休みます。
◆ 15:30〜17:00 片付け・明日の準備・最終確認
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使用した道具を片付ける
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足場に残置物がないかチェック
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明日必要な材料をまとめておく
「片付けまでが仕事です」
という言葉が現場ではよく聞かれます。
足場に材料や工具が散らかっていると、
転倒や落下の原因になり、とても危険です⚠️
最後まで丁寧に終わらせることが、
プロの現場人の基本姿勢です✨
3. 型枠大工に向いているのは、どんな人?🧑🔧
「自分にできるかな?」と思った方へ。
型枠大工に向いているタイプを、いくつか挙げてみます👇
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体を動かすのが好きな人💪
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ものづくりが好きな人(プラモデル・DIYなど)
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細かい寸法をきっちり合わせるのが気持ちいい人📏
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チームで仕事をするのが嫌いじゃない人🤝
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高いところが極端に苦手でない人(慣れもあります)
最初から全部そろっている必要はありません。
現場で経験を積みながら、
「できること」がどんどん増えていく仕事です😊
4. 型枠大工の“ここがしんどい”も正直に💦
もちろん、良いことだけではありません。
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夏の暑さ・冬の寒さとの戦い
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重い材料を扱う場面
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雨の日でも止められない工程もある
など、体力的にも精神的にも楽ではない分、
**「本気で向き合うからこそ得られる達成感」**があります。
ただ最近は、
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揚重機やクレーンを使った省力化
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プレキャスト型枠やシステム型枠の導入
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安全装備・休憩環境の整備
など、
**「少ない人数でも、安全に、効率よく」**進める工夫も進んでいます🔧
5. 経験を積めば、将来の選択肢も広がる✨
型枠大工として経験を積むと、
その先にはさまざまな道が見えてきます。
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親方として自分の班を持つ
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型枠工事会社で職長・現場管理者として働く
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ゼネコン・工務店側の“躯体担当”として指示を出す立場になる
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独立して一人親方・会社設立を目指す
など、
“手に職をつける”ことが、そのままキャリアにつながる世界です🏗️
建設業はこれからも、
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インフラ整備
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再開発
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耐震・改修工事
など、ニーズが続く分野。
その中で型枠大工は、
まだまだ必要とされる仕事です✨
6. 型枠工事は“建物の安全”を支える誇りある仕事🏙️
最後にもう一度、
型枠大工の仕事の本質をお伝えすると──
私たちがミリ単位で組んだ型枠は、
数十年〜数十年以上そこに建ち続ける建物の“骨”になる。
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子どもたちが通う学校
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患者さんが安心して過ごす病院
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家族が暮らすマンション
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多くの人が働くオフィスビル
そのどれもが、
目に見えないところで型枠大工の仕事に支えられています。
もし、あなたが
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「形に残る仕事がしたい」
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「体を動かしながらスキルアップしたい」
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「職人として生きていく道も悪くないな」
と思っているなら、
型枠大工という選択肢を、ぜひ頭の片隅に置いてみてください😊
型枠工事の現場は、
今日もどこかで新しい建物の“形”を生み出しながら、
未来の街づくりに一歩ずつ関わっています🏗️✨
興味が湧いたら、
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現場見学
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会社説明
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体験入社
など、いつでも大歓迎です🙌
あなたと一緒に“形をつくる仲間”になれる日を、楽しみにしています!



